自分のスキルが誰かの役に立つ!NPOサービスグラントが取り組む、プロボノ支援「大阪ええまちプロジェクト」

自分のスキルが誰かの役に立つ!NPOサービスグラントが取り組む、プロボノ支援「大阪ええまちプロジェクト」

プロボノってなんだ?

失恋の痛手から立ち直るためにはどうしたらいいだろう…と考えていた時期。私はふと、「自分のことばっかり考えてるから辛いんじゃん。」ということに気がつきました。自分のことを考えないようにする=人のために喜ばれることをする=ボランティア!!という単純な思考回路の元、ボランティアの情報収集を開始。

こんな活動を見つけました。NPO法人サービスグラントが行っているその名も大阪ええまちプロジェクト」

正直、名前に惹かれました。現場に行ってボランティアを行うというものではなく、NPO・NGOの団体に対し、その団体の活動を世に広めたり、運営に対してアイデアをだす形の支援を行う。「プロボノ」という自分の仕事のスキルをつかってその団体のブレーンになるのです。実際に行う活動は、主にHPの立ち上げ、広告の作成、それに伴うライティングなど。プロボノに参加している人たちの中の3~5名でチームを組み、各自の得意分野のスキルで持ち場が決まります。

説明会に参加してみてびっくりしたのは周りの人のスキルの高さ!IT関係やデザイナー、行政や金融などの職場で働かれているかたやOBの方ばかり…!私はというと、1年前までPCもろくに触ったことないド素人…。WEBに特化した仕事の経験がない私でもやれるのか…周りの足を引っ張るんじゃ…と正直ひるみました。

 大阪府は要介護認定率が全国一

大阪ええまちプロジェクトでは主に高齢者支援の活動をしている団体のサポートをしています。なぜなら大阪では4人に1人が65歳以上。要介護認定率はなんと全国一です。この先は少子化に伴い、高齢者をサポートする人手が足りなくなってしまうかも…といわれています。

「大阪ええまちプロジェクト」の活動目的は

①高齢になっても活動的な生活を続けたり、社会参加をすることで、介護や認知症のリスクを下げる

②身近な地域団体やNPOなどがもっと活躍することで、ご近所どうし、お互いに助け合うようなしくみを育てる。

⇒このような取り組みを大阪全体で進めることで、近未来の大阪のまちが、住んでいてよかったと思えるような、暮らし心地よい、あったかいまちになることを目指すこと。

 

以前は高齢者と聞くと自分の祖父母を思い浮かべていたのですが、父や母も60代。そう考えると高齢者の問題って、娘や息子にあたる私たち世代の問題でもあるんだと気づかされました。私の実家の三重は大阪より交通の便が悪い環境ですが、高齢者支援を行っている取り組みは各市町村つまり行政が行っている支援以外にあまり聞いたことがありません。説明会では、高齢者自体が主体となってコミュニケーションや学びの場を作っている団体を紹介していて、大阪にはこういった活動をする団体が多くあることに驚きました。もっとこのような取り組みがあることを広め、私の地元でも交流や活動がもっと活発に行われるといいのになぁと思いました。

まだまだ現役学生!「茨木シニアカレッジ」の取り組み

お話を聞きながら特にすごい!と感動したのが大阪・茨木市の「茨木シニアカレッジ」の取り組み。

平成20年に茨木市が立ち上げた高齢者向けの生涯学習事業が発展し、平成23年からは、講座を受講した修了生らを中心にNPO法人化して運営を行い、さらに、平成27年からは、「茨木市高齢者活動支援センター・シニアプラザいばらき」の事業の一環として活動。シニアカレッジの総勢860人を超える修了生の多くは、受講後に、ボランティアとして地域活動に参加したり、コミュニティビジネスを新たに立ち上げるなど、数々の成果を挙げています。

なんとすでに860名もの修了生がおり、その修了生がまた新たな先生となり生徒に授業を教えているのです。そういった学ぶ意欲の高い高齢者の方と若い世代の方が交流したら…きっと活発な意見が行き交う街づくりができるのではないでしょうか

 

今回は日程がほとんど合わず参加を見送らせていただいたのですが、大阪には様々な取り組みをしている団体があるんだということを知れたことで、自分の中でもっと地域で活動をするNPO団体の活動への関心が一気に高まりました。少し先になりそうですが、自分の地元でも高齢者の人が地域の人たちともっと関り、楽しく交流できるような取り組みや、田舎での生活が少しでも不自由なく暮らせるようなサービスを考えていきたいと思うようになりました。また機会を作って、実際にプロボノ支援に携わり、どういう形で行っていけばいいのか、またそれを落とし込むためにはどうしたらよいのかなど学ばせていただきたいと思います。